こんにちは。
9月に入りましたが、まだまだ昼間は夏のような暑さが続いていますね。
それでも朝方はだいぶ涼しくなり、最近は窓を閉めるために起きる日も🍂。
季節の変わり目、みなさんも体調にはどうかお気をつけくださいね。
さて今回は、我が家の5歳の子どもが何度も「読んで!」とリクエストしてきた絵本、
『みちとなつ』(杉田比呂美 さく) をご紹介します😊。
『みちとなつ』ってどんな絵本?
この絵本は、住んでいる場所も学校も性格もまったく違うふたりの女の子、
「みち」と「なつ」が、たまたま似たような趣味を持っていたことから偶然出会い、友達になる――そんな物語です。
とてもシンプルな“出会い”のストーリーなのですが、読んでいて心がじんわり温かくなる1冊。
文字数も多くなく、寝る前の読み聞かせにもぴったりのボリュームでした🌛。
子どもの反応は?
5歳の娘は、ページをめくるたびに
「これ、何集めてるの〜?」
「あ!出会った!!」
と目をキラキラさせながら楽しんでいました。
「また読んで!」と何度もリクエストされるほど気に入っていて、親としても嬉しい時間でした。
この絵本は、ふたりがお互いをまだ知らないところから始まり、最後に友達になるまでを描いています。
そのため物語を理解するには、言葉だけではなく「想像する力」や「相手の気持ちを想像する心」が求められます。
そういった想像力(いわゆる “心の理論” と呼ばれます)が育ち始める4〜5歳頃から、より楽しめる絵本だと思います。
実際、我が家の子どもも最初は少し戸惑っていましたが、何度か読むうちに
「(みちとなつって、最初はお互いを)知らないんだ!」
と気づいて、ますます物語に引き込まれていきました。
大人が読んでも響くテーマ
この絵本、実は大人にも刺さります。
「出会いって、すごいことだな」と、読みながら私自身もあらためて感じました。
現実でも、まったく違う環境で育った人同士が、偶然出会って仲良くなる――
そんな奇跡のようなことって、意外とありますよね。
だからこそ、子どもたちにもこんなメッセージを届けたくなりました。
「今、周りに気の合う人がいなくても、自分の“好き”を大事にしていれば、
きっといつか、それをわかってくれる人に出会えるよ。」と。
まとめ
『みちとなつ』は、子どもが楽しめるのはもちろん、
大人にも“人とのつながり”や“出会いの奇跡”を優しく教えてくれる絵本です。
秋の夜長、親子で心温まる読書時間を過ごしてみるのもいいかもしれません。
気になった方は、ぜひ一度、手に取ってみてくださいね。
では!
※本記事に登場する絵本の内容は、あくまで筆者の読後の感想・要約です。
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